地域貢献しながら、超上流工程に携わる。「いいところ取り」できるのが、この会社。
中部電力パワーグリッドのシステム部で、IT戦略の中枢を担う天野さん。「地域を支えられる仕事がしたい」「コンサルタントとしてスキルアップしたい」という強い想いを持ち、入社を決めたと言います。今回は、当社ならではの魅力や仕事の醍醐味について伺いました。
天野 光
ITベンダーでSEを経験し、事業会社の情報システム部を経てコンサルタントを経験。現在は中部電力パワーグリッドで、経営層と向き合いながらIT戦略を立案し、次世代システム開発の全体統制も手がける。
ITベンダー、事業会社、コンサルタントを経てたどり着いた場所。地元を支えるインフラ企業で、社会の力になる。
大学時代から情報工学に関心があり、卒業後はITベンダーでSEとしてキャリアをスタート。その後、事業会社やコンサルタントとしての経験を積み、システム開発の一連の流れやプロジェクトマネジメントを習得してきました。
次に目指したのは、企画段階の意思決定や、経営課題をシステム面から解決する“超上流”領域への挑戦です。キャリアを考えるうえで一貫していたのは、「地域に貢献したい」という想い。中部電力パワーグリッドを選んだ理由も、地元である愛知、中部地方を支えるインフラ企業として社会に貢献できると感じたからです。また、経営層との距離が近く、自身の提案が経営判断に直結する点にも大きな魅力を感じました。
入社直後から、全社的なDX戦略を担当。現在は、次世代ITシステムを部署横断で指揮。
現在は主に、各部門の事業計画と連動しながら、IT計画の策定を担当しています。5カ年単位で施策を構想し、IT部門の投資効果を最大化するという役割は、会社の未来を描くうえで非常に重要です。組織変革にもつながるこの挑戦に、大きなやりがいを感じながら向き合っています。
他にも、数十億円規模のシステムのモダナイズを検討する「次世代ITシステム検討」にも携わっています。とくに印象に残っているのは、入社直後に副社長から「DX戦略の全体像をまとめてほしい」と依頼された場面でした。企画室と協力して複数のプロジェクトの将来像を整理する中で、各部門が異なるゴールを目指している状況が浮かび上がってきたのです。個別最適になりがちな動きを横断的に統制し、全体最適に導く“社内ITコンサルタント”としての役割を果たすことで、経営層への提言へとつながりました。これまで培ってきたキャリアやスキルが活かせたと感じた瞬間です。
この記事をご覧の方の中には、「中部電力」と聞くと、少し堅い印象を持たれる方もいるかもしれません。ですが実際は、チームワークを大切にし、風通しの良い社風が根付いています。資料作成ひとつをとっても、部門長やグループ長から直接意見をもらえる機会があり、自然と視座が高まる場面も少なくありません。さらに、さまざまな専門性を持ったメンバーと部門を超えて連携できるため、一人では得られなかった視点に気づかされ、多くの刺激を受けています。
制度面でも、入社日から有給休暇が最大20日付与（※）されるなど、福利厚生が整っています。フレックス制度やリモートワークの活用により、子どもの送り迎えや通院などにも柔軟に対応しやすいので、ワークライフバランスを保ちながらモチベーション高く業務に向き合える点も、当社の大きな魅力のひとつです。
※日数は、月割計算による付与となります。
AI活用や業務システムの刷新。最新技術を活用し、社会課題を解決したい。
長期的な目標は、ITの力で社会課題の解決に貢献することです。今後は高齢化が進み、働き手の減少は避けられません。とくに送配電分野では60歳以上のベテラン社員が多く、ベテランの知見や経験をITでどう補完するかが大きなテーマになります。幸いにも、IT計画を通じて会社全体に施策を提案する立場にあるため、AI活用や業務システムの刷新により現場の負担を軽減し、安定的な電力供給を支えていきます。
地域を支える現場の熱量。それを肌で感じながら働ける環境。
「地域に貢献したい」という想いがある方にとって、中部電力パワーグリッドはまさにうってつけの環境です。私自身、電柱や鉄塔など、私たちの暮らしに直結するインフラを支える現場で、命がけで電力供給を支える社員の姿を間近にしたことで、安定供給の裏側にある責任と使命の重みを実感しました。
また、システム部門の部門長やグループ長が「社会にどんな価値を届けるか」を強く意識しており、その空気に触れる中で、自身の価値観にも変化が生まれました。“誰かのために”という想いをITで実現したい方には、きっとやりがいのある職場です。社会を支える一員として、ぜひ一緒に挑戦していきましょう。
