
家族の笑顔も、ビッグプロジェクトも支えたい。地元で叶えたかった夢。
大手企業の大規模プロジェクトで着実に実績を積み、さらなる成長と家庭との両立を求めて中部電力パワーグリッドへ転職した石川さん。現在は数百億円規模のプロジェクトに参画し、進捗管理やチームリードを担っています。IT部門の環境や職場の雰囲気、家族との時間を大切にできる働き方について伺いました。
石川 卓
前職で培ったアジャイル開発や、プロジェクトでのチームリーダー経験を活かし、中部電力パワーグリッドに入社。現在は中部電力パワーグリッドの「CISシステム物理分割プロジェクト」に参画中。
子育てを大切にしながらも、数百億円規模の仕事に携われる大チャンスが待っていた。
これまでアジャイル開発によるシステム構築を担い、チームリーダーとしてプロジェクトを牽引してきました。関係部門と丁寧に要件をすり合わせながら、無事リリースに至ったときの達成感は、今も仕事の原動力のひとつです。ただ、前職では海外転勤の機会が多く、家庭との両立に不安を抱える場面もありました。そこで、地元・名古屋で腰を据え、家庭と仕事を両立できる働き方を実現したいと考えるようになったのです。
そんなときに出会ったのが中部電力パワーグリッドでした。当時は、他社と共用利用していたシステムを再開発する数百億円規模のプロジェクトがスタートしたタイミング。このようなスケールのプロジェクトに、上流から本格的に関われることに魅力を感じました。さらに、出社と在宅勤務を組み合わせた柔軟な働き方ができる点にも強く惹かれましたね。子どものお迎えが必要な日は在宅勤務を選べるほか、有給休暇も取りやすくイベント時にも柔軟に対応できます。会社の理解も厚く、育児中の社員が安心して働ける環境が整っています。

職場の温かさと、業務効率化への前向きな姿勢。「社員を大切にする風土」が随所に根付いている。
今取り組んでいるのは、契約から請求・入金まで、電力会社のお客さま対応を支える基幹システム群を再開発する「CISシステム物理分割プロジェクト」です。その中で私が担った役割は、上流工程を主としたプロジェクトの要件定義や、各フェーズの進捗管理。とくに進捗管理においては、スケジュールの遅延が決して許されないプロジェクトなので、IT部門・事業部門・開発ベンダーと連携しながら密に進めていく必要がありました。
そのために、ベンダーの開発リソースが逼迫した際には、一部作業を事業会社側で担う調整をいち早く行ったり、作業効率を上げるべく、自ら作業標準化マニュアルを作成したりした結果、無事スケジュール通りにフェーズを完遂できました。その際は、「全員で助け合いながら乗り切れた」という実感があり、大きな達成感を得られましたね。
そんなチーム力の源になっているのは、職場の雰囲気の良さ。IT部門や事業部門、開発ベンダーが同じフロアに集まり、物理的な距離が近いため、気軽に相談しやすい環境です。穏やかで話しやすいメンバーが多く、自然と雑談が生まれるような和やかな空気が流れています。旅行好きの社員も多く、雑談では旅先の話や子育てエピソードで盛り上がることもあります。

また、「社員を大切にする姿勢」も随所に感じられます。たとえば、要望に応じて開発に必要な備品類を支給してもらえるほか、引き継ぎドキュメントや運用ルールがしっかり整備されていたりと、社員が働きやすい環境づくりへの意識が徹底されています。こうした取り組みによって作業効率が高まり、日々の業務に専念しやすくなりました。
他にも、会社としてDXを推進していることもあり、重要度の高いメールがチャットに自動投稿される仕組みを提案・導入したことがあります。その結果、チーム内から「業務効率化につながった」との声が上がり、手応えを感じる場面もありました。アイデアを積極的に受け入れる風土も、当社の大きな魅力のひとつです。

目下、プロジェクト完遂を目指して邁進中。プロジェクトマネージャーになるために。
今後は、2028年のCIS物理分割プロジェクトのリリースに向けて、全力で取り組んでいきます。チームリーダーやプロジェクトマネージャーの背中を追いながら、プロジェクトマネジメントの基礎を着実に身につけるのが当面の目標です。将来的には、自身がプロジェクトを牽引する立場になることを見据え、技術力やマネジメント力、現場での実行力をさらに高めていきたいと考えています。
前職での経験を活かして、変化をもたらす。新しい風を運んできてくれる人と挑戦していきたい。
キャリア入社の方に求められるのは、前職での経験や視点を活かし、変化をもたらすことだと思います。私自身、キャリア入社の同志たちと前職での会議のスケジューリング方法や承認プロセスの改善方法などを提案し、グループ内で実践しようとしています。前職での当たり前が、今の職場では新しい発見になることも多いです。たとえば業務改善やフローの見直しなど、「こうしたらもっと良くなるのでは」と思うことを発信できる方は、この会社には合っていると思いますし、そんな方と一緒に働けたら嬉しいですね。
「家庭も大事にしながら、仕事にも本気で向き合いたい」そんな思いを持つ方にはぴったりの職場です。自分らしさを大切にしながら、組織に新しい風をもたらしてくれる方をお待ちしています。
