
社会の安全を守りながら、技術を最大限深められる環境がここにある。
自身のさらなる成長を求めて鉄道会社からメーカー、そして中部電力パワーグリッドへと転職した松田さん。入社2ヶ月で保守パートの主任となり、日々、上田支社管内の変電所維持業務に取り組んでいます。転職して驚いたことや社内の雰囲気、今後のキャリアの可能性について伺いました。
松田 和幸
新卒で鉄道会社に入社し、鉄道電力設備の維持管理を担当する。その後、メーカーで試験員としての経験を経て中部電力パワーグリッドへ入社。現在は保守パートの保守長として、電力の安定供給を現場から支えている。
自身の技術力を高めたい。一度しかない人生で、二度目の挑戦を。
学生時代に電気全般について学んだ経験から、「発電所など、大規模な設備を持つ会社に就職したい」という想いが芽生え、鉄道会社に就職。変電所の点検や故障対応など、設備の維持管理全般を担当していました。その後、メーカーでの業務も経験しましたが、「もっと広範囲の技術に触れたい」という想いから転職を志しました。なかでも中部電力パワーグリッドを選んだ理由は、多様な設備やメーカーに関われ、電圧や周波数の管理といった複雑な業務にも挑戦できる点に魅力を感じたからです。
実は、新卒時の第一志望も当社でした。「たった一度しかない人生、もう一度挑戦してみよう」という気持ちで再び門を叩いたので、内定が決まったときは嬉しかったですね。長野県で生まれ育ったので、地元に根差した企業で働けるという点でも喜びがありました。

「電力の安定供給」というミッションのもと、 一丸となって取り組める環境。
電気を絶対に止めない。その使命を胸に、日々の業務に取り組んでいます。担当しているのは変電所の維持管理。直営点検や設備の修繕に加え、故障時には現地に赴いて障害対応を行います。
入社して驚いたのは、社員全員が「電力を安定供給する」というミッションのもと業務にあたっていることです。鉄道会社の変電所では、電気を止めた状態で仕事をしていましたが、電力会社では日常的に活用する電気を止めることはできません。さらに点検の際に間違った設備に触れれば感電の危険性もあるため、「安全性を担保しながら、いかにして電気を届けるか」という重要性を強く感じ、日々の業務に励んでいます。

またメーカーや請負会社に依頼せず、自分たちで修理を行う「直営点検」にこだわっている点にもその想いが根付いています。直営点検では各メーカーによって機器の構造や使用部品が異なるため、幅広い知識が必要で手間は避けられません。しかし自分たちの力で設備を守り、電力を安定供給し続けることに誇りと責任を持っているからこそ、「まずは自分たちで率先して対応できるようにしよう」という姿勢で取り組んでいるのだと思います。
他にも、前職では一人で業務を完遂することが多かったのですが、当社ではメンバー全員で協力しながらチェックを行い、それぞれの得意・不得意に合わせて仕事が割り振られています。緊急時や人手が足りないときは別部署から積極的に応援が来ることもあったりと、自然に助け合う環境です。このように万全な協力体制が築けているのも、当社ならではの特徴だと感じます。

想像以上の多彩なフィールドで、自分ならではのキャリアを描ける。
早い段階で責任ある役割を任せてもらったので、その経験を糧にチームを牽引できるリーダーとして成長していきたいと考えています。さらに知識を深め、業務をよりスムーズに進行できるようになりたいですね。
また入社して以降、中部電力パワーグリッドには想定以上に多様なフィールドがあることを知りました。グループ全体のシステムの企画・メンテナンスを担う部署や、新しい変電所の建設・改良工事に携わる部署もあります。幅広い経験を積む中で、腰を据えて取り組みたい仕事にも挑戦しながら、私なりのキャリアを形成していきたいです。
技術者としてのさらなる成長を叶えたいなら、当社に来てほしい。
中部電力パワーグリッドには、成長できる環境が整っています。設備の種類が多く、さまざまなメーカーの技術に触れることができるので、技術者としてスキルアップするには最適な環境です。チームワークを活かして力を発揮できる職場で、部署の垣根を越えて自然に助け合える風土があります。穏やかな雰囲気の社員が多いので、自分の強みを活かしながらのびのびと活躍できるはずです。新しい挑戦をしたいと考えている方がいれば、ぜひ当社で一緒に働きましょう。
